2010/01/25
奇跡/おだやかな時間
父からのメールより。
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奇跡が起きた。奇跡としか言い様がない。
病棟のドアを看護師が開けてくれると
「奥さん、
デイルームでテレビを見ていますよ。
食事も自分でとっていらっしゃいます。」
との言葉にビックリ。
「・・いらっしゃらないわ、
病室にいると思います。」
病室に行くと、微睡んでいる様子。
持っていったイチゴやミカンも食べる。
会話は全く普通、
今までは何だったのだろうという感じ。
1ヶ月の拘束で
すっかり筋力が衰えているが歩行もできる。
一定期間のリハビリが必要だろう。
先生は来週一杯
電気治療を行うとおっしゃった。
まだ、変動はあると思うが、一安心だ。
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その翌日。
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持っていったミカンを
病室のみなさんに配るこころ使いをしていた。
年賀状に目を通す。
歩行がまだ危なっかしいので、
看護師さんから
バレーシューズの方が良いと言われ、
売店に自分から行くと積極的。
靴とハーゲンダッツの
アイスクリームを買い、
帰りに隣の患者図書室に寄る。
入院時の記憶は全くない。
幸せなことだ。
「一ヵ月も経ったの、
全くそんな気がしない」とのことだ。
明日は八回目の治療。
おだやかに時間が過ぎ、
帰りは病棟の出口まで見送ってくれた。
ありがとうと・・・。
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こころがふわふわしています。
まだまだ、一進一退はあると思う。
けれど、
今はこのふわふわした気分に浸りたい。
逆に、これから何が起ころうとも、
ますます大丈夫な気がしてきました。
ひとまず、よかった・・☆
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