2009/12/30
うつについて。
母のうつが、
けっこうわるくなりまして。
入院しています。
*
強張った四肢、
むくみすぎて外さざるを
得なかった結婚指輪、
極限状態を超えても
誰も責めず自身を責める言動、
混乱、
無表情な拘束具、
鼻に通った栄養チューブ、
錆びた鉄の色をした尿袋、
窓から見える高速道路、
看護師の優しい声、
真剣な医師、
親父のどこまでも深い愛、
不安、不安、不安、
それでも前に突き進む
人間の生命力・・・
*
こんなこと書くべきじゃない、
とも思いました、
が、
いや、
「知る」ことが、
偏見をなくす唯一の武器だと
つくづく実感するので、
記します。
母の、そして父の、
生き様を記す。
うつ病への偏見を
1ミリでも多く減らす。
うつ病をたとえば
「骨折」と同じラインに
もっていく。
*
ぜったいにぜったいに、
よくなる。
ぜったいに、
よくなる。
*
毎日極限状態の中でも、
それでもみんなの生活は
回っていくし、
みんな確実に、
死に近づいてる。
そう考えると、
まぁ、
うつ病だからといって、
べつに同じだと。
まぁ、
やるだけだ。
*
ま、
やっぱ、
いつも思いますが、
100年後は、
みーんなしんでる。
だから、
大差ないよ。と。
どんなことが起きても。
*
だからこそ、
今できることを、
今しかできないことを、
日々まっとうしよう、
という思いを強めました。
*
ぜったい、
大丈夫だ。
ぜったい、
うまくいく。
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